こちらのエントリでちらっと話に出した、トレーンのスペーシアを入手しました。あと、謎の東武8000系も
東武100系は見ての通り窓周りに黒が入っていない初期バージョンです。8000系は103系のボディに無理やりジャスミンホワイトを塗装した感じのアレです
ダイカスケールと並べてみました。ダイカスケールはモハ100-6、トレーンはモハ100-1をプロトタイプにしていますが、そろいもそろってなぜ黒帯を入れ忘れているのかまったくもって謎です。特にトレーンは屋根も白いままなのでどうにもしまらない感じになっています
また、流線型の形状がやや寸詰まりなのも「なんか違うんだよなあ…」感を増幅している感じです(ダイカスケールは何気にいい造形だと思います)。もっとも、現在販売されている正規のカラーは見た感じちゃんとスペーシアなので、塗装の力ってのは偉大だな、とあらためて思った次第です
しかし8000系、こちらはどう見ても東武には見えません。むしろ仙石線や宇野線で走っていた103系と言われた方が納得できます
当時のトレーンは、こと民鉄車両に関しては103系の塗り替えでお茶を濁していました。あ、ダイカスケールもそうか。民鉄車両なんて数ははけないし販路も限られているから専用の型なんて造れない、そんな時代の製品ですのでこれをもって「ひどい」とは思いません。子供のころから民鉄大好きで国鉄は新幹線以外目もくれなかった俺だから言えますが、正直「民鉄車両を出してくれるだけでありがたい」んですよホント
ダイカスケールの東武鉄道と並べてみました。まあ、どっちもどっちですね
ところで、サクラ/トレーンの103系はどういうわけかベンチレータは押し込み式の角形ベンチレータで実車と形状が異なったはずなんですが、この東武車はどういうわけかグロベンが別パーツでついています。この形の屋根は初めて見ました
でも、東武車ならグロベンじゃなくて押し込み型ベンチレータのほうがよかった気がしますが…
しかしこの東武鉄道、いつごろ発売したんでしょうね。8000系の新塗装化は1985年ですからそれ以降だとしても、この車両を店頭で見た記憶がまるでないんですよね…