『悲しいNゲージ』
Youtubeでこんな動画を見つけました
たしかにてっきとーに袋詰めされて、棚につるされていつ鉄道模型はかわいそうに見えます
用途を失った機械というのは見ていてうら寂しいものを感じますが、鉄道模型においても然りです。懐に余裕があれば引き取りたくなるのが人情というもの。余裕があればね
6両で6,000円という破格で売られていた0系新幹線。偶然のめぐり合わせでした。動力車のロットは若く見積もっても20年前という不安がないわけでもありませんが、これはバイナウだろうとの心理がはたらき、手持ちをはたいて衝動買いしました
幸いにも動力は良好で、前オーナーがなぜこれを売却したのか(そしてなぜこんなに安かったのか)理由がわからないくらいの美品ですが、ありがたくわが新幹線管理本部のフリートとして迎え入れました
そしてその後も1両また1両とジャンク車両を迎え入れ、ついには16両つなぎにしてしまいました
現在0系新幹線は我が家のほかの新幹線に負けることなく、それはもう派手に走り回っていますが、果たしてそれが0系新幹線にとって幸せだったのでしょうか、と考えることはあります
快調とはいえ、新しく見積もっても20年以上前の動力。それが16両つなぎで高速運転しているわけですよ
老骨に鞭打って走る姿を痛々しいととるか、それとも生き生きと取るか。実に難しいところですが、サマンサ鉄道新幹線管理本部としては「生涯現役」が身上なので、ジャンクだろうがなんだろうが整備して、新幹線らしい走りを続けてもらいたいと思っています