2013年にKATOが発売したN700A新幹線電車。実車ではまさに『究極の新幹線電車』と言っても過言ではない高性能を誇りますが、KATOのN700Aは模型でも素晴らしいポテンシャルを持っていました。
https://www.youtube.com/watch?v=9bQBlu4yc_M
こちらに動画をつくりましたが、なんとフル規格の新幹線電車にもかかわらず、R216という急カーブをクリアします。マイクロエースの1000形新幹線は単車でならR216をクリアしましたが、N700Aはなんと連結状態でR216をクリア。これには驚かされました。
つまり画像のように、700×400mm程度のスペースで新幹線電車が楽しめるのです。もちろんそれが新幹線電車のあるべき姿だとはこれぽっちも思っていませんが、連結状態でR216を走ることができる、という可能性が素晴らしいと思うわけです。
そーいえば、16番でもKATOは、E5系にR370を曲がらせていましたね。賛否はあると思いますが、鉄道模型を遊ぶという観点からは俺は歓迎すべきことだと思っています。もっとも、16番のE5系はメーカーが公式にR370を曲がれるとしていますが、N700Aはあくまでも公式には、R315が最小通過半径です。そこはお間違いなきよう。
なお、R216未満のカーブですがさすがに無理でした。しかしR216を曲がれること自体が脅威なのですから何の問題もありません。
また、さすがにR216のS字は無理なので、間にS124+S62くらいの直線を挟みましょう。『テーブルトップで新幹線』はあくまでも家で新幹線電車を楽しむ方法のひとつであり、新幹線電車に無理をさせることが目的ではないのです。
ですからたまには、レンタルレイアウトなどでゆるいカーブをのびのびと走らせてあげたいものですね。