山陽・九州新幹線は首都圏にいるとあまり見る機会がないのですが、魅力的な車両がそろっていて実にそそられます。編成も6~8両と手ごろなのがいいですね
1か月ほど発売が伸びましたが、本日無事に700系7000番台〈ひかりレールスター〉が届きました。現在は実質〈こだまレールスター〉ですが、接客設備を重視した新幹線電車として当時はたいへん話題になりました
航空機の尾翼と同じ効果をノーズに持たせた独特の先頭形状は、300系や500系のようなわかりやすさこそありませんが、座席数を損ねることなく整流効果を上げる形状としてたいへん優れたものです。これがさらに遺伝的アルゴリズムによって洗練されてN700系に発展したわけですから、700系とN700系は姉妹車両といえるわけですね。N700系大好きな俺としては1編成持っておきたい車両です
再販品なのできほんは以前の製品を踏襲しています。残念ながら前回ロットのネガティブな面であったノーズ付近のパーティングラインは相変わらず目立っています
とはいえノーズの形状は実にセクシーです。やっぱかっこいいわ700系
最後尾になったとき、「Raikstar」のロトのあたりから後方に空気を吸い上げ、ノーズ表面の気圧を下げて積極的に空気を吸いだすロジックがこの角度からだとよくわかります。空気の離れをよくするように徹底的になだらかにするのは当時のトレンド。現在は整流版を立ててカルマン渦をアレするのがトレンドで、最新のN700Sはそれを意識した溝を立てています。ノーズ形状の歴史はまさに新幹線の歴史なのです
山陽新幹線の二大看板N700系8000番台と。10年の間にこれだけ空力理論が変わりました
Bトレインショーティーの〈ひかりレールスター〉と。こうやって見るとBトレの700系はなかなか出来がいいですね
造型や走行性能には全く不満はありませんし、通電カプラーの連結も慣れでカバーしましょう
しかし、インレタ貼りがめんどくせえ…