サマンサ鉄道総本部の20系客車は、ナハフ20だけ見栄えでTNカプラー、そのほかの車両はジャンク品ゆえにTNだったりアーノルトだったりKATOカプラーだったりばらばらでした
しかしこれでは編成組成の際にいろいろと面倒なので、カプラーを統一することにしました(逆に言うと今まで統一されていなかったので、連結面間距離もばらばらでした。まさにサマンサ鉄道総本部の放漫経営のなせるわざといえましょう)
ただカニ21の場合は台車がかなり外側に寄っているので、KATOカプラーにしたところで連結面間距離の短縮は期待できません
まあ、仕方がないですね。サマンサ鉄道は総本部も新幹線管理本部も基本的におおらかなので「まあ、いいか」で済ませてしまうのです。とかいいつつH5系とE6系の連結面は短縮したんですけどね。ブルートレインはこれでいいです。気にしません
さて、現在9両つなぎとなっているこのブルートレイン。〈急行〉というだけで列車名がないというのもしまりません。そこで総本部はこの客車特急を〈TJライナー〉と名づけることにしました。客車列車の利点を生かし、日本全国を寝台列車で旅する急行、Trans Japan Liner。略してTJライナーです。まさに日本版TEEを意識したネーミングといえましょう。決してどこかの民鉄の、仕事に疲れたサラリーマンを家路に送り込む通勤電車ではないのです
まあ、現代の目線で言えば幅52センチの三段寝台で20時間オーバーの旅行なんて悪夢としか思えないかもしれませんが、当時は〈走るホテル〉なんて言われていたんですよ。ホテルが走っちゃダメだろと思いますけどね
まあそんなわけで〈TJライナー〉は、今後もあと3両くらい増結して12両つなぎくらいで運用したいなと考えております。新幹線管理本部に比べ予算が少ない総本部ですが、なければないなりに楽しむのがサマンサ鉄道なのです