俺は基本、嫌いな車両というのはありません。どんな鉄道車両でも見たり乗ったりすれば楽しいのでそれはまあ幸せなことだと思います。もちろん興味の濃淡はあって、鉄道車両の中でも興味があるのは新幹線と民鉄です
なもんで9mmでは新幹線を中心に方針転換。民鉄もやってみたいとは思うのですがいかんせん俺の経済力では遊びづらい。また、好きであるがゆえにいろいろときになることも多くて……。
その点国鉄型は興味が薄いので、多少造形や編成がアレでも楽しめます。前回の20系なんて編成めちゃくちゃですが「ブルートレインだわーい!」てな感じで楽しんでいます
そういった意味では今回紹介する153系中京快速もその範疇かもしれません
豊橋~大垣間の快速電車は153系や155系・159系などで運用されていましたが、関西新快速に117系が投入されるとあぶれた153系新快速色が大垣に転属してきて、湘南・新快速・修学旅行の3色で走っていたのです。そんな時代の中京快速『風』の編成をジャンクで組んでみたというわけです
厳密には先頭はクハ165だったし、中間の修学旅行色は159系だったと思うんですがそこは雰囲気モデル。「あの時代だもん。こんな編成もあったんじゃね?」で俺の中では納得です。国鉄型に対する興味が薄いので、このくらいお気楽でも十分に楽しめるのです。これが民鉄ならこうはいきません
一応、クハ165は編成の中間にいれてあります
編成はクハ153+モハ152(新快速)+モハ153(新快速)+クハ165+サハ155(修学旅行)+モハ152+モハ153+クハ153の8連。三色編成はたしか7連だったような気もするのですがまあ気にしたら負けです
M車のモハ152は40年前の動力なので唸りがすさまじいです。でも昔の動力ってこんなもんだったよな~ですべてが許せてしまいます
この快速列車と20系ブルートレイン、0系新幹線を並べれば、お手軽に1978年の名古屋を楽しめるのだから、興味が薄いということも存外悪いことばかりではありません
もちろんN700Aと並べたっていいんです。模型なんだから
やかましい153系の走行音をお楽しみください