※今回カメラのホワイトバランスがうまく調整できなかったため、画像の色が全体的におかしくなっていることをお詫びいたします。
今回はテーブルに載りません。いや、載せません。
まあ基本的に、家で新幹線を楽しむというのはどこかで妥協が必要です。それは編成両数だったり雰囲気だったりいろいろですが、逆に言うと「ここだけは譲れない」というところをひとつ決めて、あとはどのようにほかのことを妥協するか考えていきます。
今回俺は、E2系1000番台の10両つなぎをフルで遊びたいと思いました。とりあえず10両全部つなぐと全長1.5m程度ですので、たとえばR282×8で1.7m。これにフィーダー線路S62を足せば1895mmとなり一応フル編成が線路に乗ります。乗りますが……。
これで「フル編成を楽しんでいる」といえるでしょうか。俺は言いたくありません。これではまるで東武動物公園のアトラクションではないですか!
…いや、こっちはまだ円周の1/4程度だからマシというもの。上のトラックプランだと7/8くらい占領してるもん。やはり編成全体が直線に入るくらいのエンドレスを組みたいものですよ。
そんなわけで、10両つなぎフル編成の場合のミニマムエンドレスを組んでみました。
フィーダー線路S62Fを変な位置に入れてしまいましたが、直線区間はS248×6本。曲線はR282-45を使って寸法は2100×650mm。248×6は1488mmで1500mmに若干足りませんが、大丈夫。台車はギリギリ直線に乗っています。ほら、E2系はノーズ長が実物換算で9100mmもあるからさ……。
まあそれはそれとして、ミニマムなエンドレスではありますがやはり新幹線が直線で並ぶのは気分がいい。これでこそ「フル編成を遊ぶ」というべきでしょう。そのかわりポイントも何も設置していませんが、余裕があればR249で内周を作ってもいいでしょう。あとはユニトラック名物電圧降下との勝負です。
しかし、10両つなぎだから「この程度」で済んでいるわけで、かりにN700系の16両つなぎだったら……直線に並べるには2.4m程度の直線が必要なので、S248換算で10本。これにR280のカーブが加わるので、2480+564+αで3100×650mmといったところでしょうか。
……自宅で新幹線を楽しむというのは、けっこう茨の道ですね。
たいへんなのはわかっているけど、やっぱり直線で並ぶとかっこいいんだ新幹線。
だから、レッツエンジョイ新幹線!