先日ポポンデッタに走らせに行ったとき、中古コーナーで気になる奴が売っていました
その時はほかの人と一緒だった手前購入を見送りましたが、一度「ほしい」と思うとどうにも気になるものです。これは精神衛生上非常によろしくない
なのでお持ち帰りしてきました。457系をとりあえず3連しめて3,212円+税。このほかにサロやMなしモハ456なんかもあったので〈くりこま〉あたりの7連を組むのもいいなと思ったんですがとりあえず見送り。その理由は
走行D。動作不能とあったためです
これが頭文字Dなら快走を期待できるのですが、走行Dは「Danger」のD。店員さんも念押しで「動きませんけど状態見ます?」と言ってくるほど。念のためレジで試走したらピクリともしない。そらMなし先頭車より安いんだから期待をしてはいけないんですが、レジに持っていっておいて「やっぱりやめます」ってのもなんだか癪
とりあえず部品がそろってさえいれば何とでもなるという信念のもとお引き取り。最悪動かないことを考えて最低限の3両つなぎを買って帰った次第
で、足回りは意外ときれい。ただ、006P乾電池を当てても車輪はうんともすんとも言わない。これはモータの問題か接点の問題か、それを解決するには車輪を介さないところで通電をかけてみるのがいちばん
モハ456の動力は何と、メカイスがダイキャスト製。ここにそのまま006P電池を当てれば通電が確認できるじゃないですか。なんてメインテナンスしやすい構造なんでしょう!
で、メカイスに006Pを当ててみたところモータは勢い良く回転。ならば原因は車輪からメカイスまでの経路に絞れるわけです。まあこういう場合、たいていは車輪の酸化膜を除去してやれば走るのです
結果、30分ほどの作業で音は大きいですが快調な走りを取り戻しました。まあ3両でも楽しいのですが、こうなるとサロを買ってこなかったことが悔やまれますね
なにはともあれサマンサ鉄道のフリートに日本型の交直両用車が初めて加わりました。これからも大事に使っていきたいと思います