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サマンサのおもちゃ箱

趣味の話ばかりになってきたので改題。模型やおもちゃや実車など、鉄道にかかわるそんな話をつらつらと。好きなジャンルは民鉄と新幹線ですが、最近は新幹線成分が多めですね

テーブルトップで新幹線 第1回

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テーブルトップで新幹線 第1回


9mmゲージ鉄道模型の身上は、省スペースで楽しめること。なんとなればテーブル上でそこそこの編成を組んだ列車を楽しめるのが売りです。最近は小半径の固定線路が発売されており、さらに公称値はともかく性能的には20m級の電車もR180くらいなら曲がってしまうので、テーブル上でも編成ものが楽しめます。
しかし、新幹線だけはそうは行きません。なんせプロトタイプが踏切も急カーブもない専用線路を200km/hオーバーで駆け抜けるのですから。テーブルトップで新幹線、ましてやフル編成なんて無理もいいところです。
そういって諦めてしまうのも人生ですが、悪あがきしてみるのもまた任侠。休日のたびに新幹線を抱えて貸しレイアウトに行くようですと、家庭崩壊のリスクがあります。
「あなた! 毎週毎週レンタルレイアウトに行くのはやめて!」
「うるさい! 家では新幹線を走らせられねぇんだ」
「家族と新幹線どっちが大事なのよ!」
こんなやり取り、見たくありませんよね。ですから妥協できるところは妥協しつつ、過程の狭いスペースで新幹線を楽しむ工夫を考えてみるのは悪い話ではないと思います。
そう、平和のために努力をするのです。

……前振り長いよサマンサ。

さて、俺が所有する新幹線電車はKATOのE6系とE2系1000番台ですが、いずれも公称値はともかくR249を曲がります。つまりミニマムではユニトラックの場合、550×600mmのスペースがあれば遊べます。しかしそれではあまりにもあんまりなので、ある程度距離を稼げるプランを考えてみました。

上のプランはおおむね横1,200mm、縦700mmあれば組めます。ビジネス用の机であればぎりぎり乗りますので、食卓によってはテーブルトップでも楽しめるかと思います。俺は「テーブルトップで楽しむ」とはたしかに言いましたが、大きさには言及していませんので……。
このコースのキモは、変形8の字プランなので大きさの割には走行距離が長いこと、線路が微妙に平行に並ばなかったので、列車がくねくね曲がって視覚的にも楽しい(はたしてそれは新幹線にとって正義かどうかは考えるのはやめましょう)という点でしょう。


奥の側線はなくてもかまいません。これは直線区間がほとんどないので、上の画像のようにリレーラー置き場&連結場所として用意したものです。新幹線を曲線区間で連結するのはほとんど無理なので、ここで連結します。


大きさ的にはE2系の基本セット4両がギリギリ「ほぼ」まっすぐになる大きさです。なお、ホームが置ける直線区間が皆無なので、トミーテックの曲線ホームをR282の内周に置いています。TOMIXのカーブレールとKATOの曲線線路は半径が微妙に異なりますが、ユニトラックは道床が大きいので半径の大きさを吸収してくれますので問題なく使えます。
曲線ホームにしても駅舎にしても、おおよそ新幹線電車には甚だ似合わないレトロなものですが、それでもないよりはずっとましです。ホームがあるということが大事なのです。実車だって熱海駅は曲線にホームがありますし、熱海の温泉街は昭和ムードが漂っています。
実物知識はかように役立てなくてはいけません!


E6系なら7両フルでこんな感じ。ギリギリ許せる感じでしょうか。


こんな感じで微妙なくねくね感を楽しめます。ミニ新幹線ならこんなくねくねもまあ許せるかなってところです。


なお、E2系を10両フル編成にするとこんな感じ。さすがにこれはいろいろと厳しいものがあります。ここは基本セットの4両で妥協すべきところです。伸ばしてもせいぜい6両つなぎまでにしたほうがいいかと思います。


なお、曲線ホームをおく場合はクリアランスに十分注意してください。


フル編成のくねくねも、それはそれで「あり」だとは思うんですけどね…。


上からさえ見なければな!


曲線ホームの駅舎はフル規格の新幹線にはどうにも不似合いですが、ここは一つ、心の目で近代的な駅舎を妄想してください。そういった妥協も、家庭で新幹線を遊ぶには大事なことです。

それでは、レッツエンジョイ新幹線!
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