蔵前レイルガーデンに出かけたついでに、庄龍鉄道の『グランライトHT』を買ってみました
新幹線に室内灯を入れると編成が長いだけに結構コストがかかります。グランライトは6両で2,000円+税とTOMIXの純正室内灯(5,000円+税)の約半額、実売がおおむね4,000円+税ですからそれでもかなりのコストダウンになります
もちろん安いということはそれなりの理由があって、例えばこれまでのグランライトの場合ハンダづけが必要でした。しかしグランライトHT(R)はハンダづけ不要とのことで試しに買ってみた次第。もしコストに見合う手間であれば、TOMIXの室内灯は今後グランライトにしようかと思っています
TOMIXの室内灯集電ばね取り付け位置は、車輌によって車体中ほどと車体端の2パターンがあります。車体中ほどなら丸印の特記にばねをねじ込めばハンダづけ不要で取り付けられるのですが、残念ながら500系新幹線のばね取り付け位置は車体端。仕方がないのでばねをハンダづけします
サマンサさんは御覧の通りハンダづけはイモづけしかできません。なのでハンダづけの処理に無様をさらしていますが、まあ通電すればこっちの勝ちです。見てくれは気にせずがしがしハンダづけしていきます
なおこの場合のハンダはヤニ入りの奴を使いました。これが正解かどうかはわかりませんが、フラックスを使うと腐食するんじゃないかと思ったので融点183度、部品取り付け用のモノを使ってます。はんだごては久々に30Wのタイプを使用しました
工作上手は冶具上手、なんて申しますが、サマンサさんはいかに工作がダメダメちんかは、この冶具の適当さを見てもわかるかと思います。とりあえずばねをハンダ位置に置くために洗濯ばさみ2個とφ0.5の真鍮線で造った、冶具と言ったら正義のヒーロー「ジグマン」にはっ倒されそうな冶具で組み立てていきます
ところではんだごての握り方、完璧に間違えているので真似しないでくださいね
で、ばねをハンダづけしたら付属のプラ板にグランライトを貼り付けてセットします。なお、新幹線の場合ライトは狭幅にする必要があるので、プラ板も2ミリほど幅を詰めなくてはなりません。ハンダづけとこのあたりの手間が苦痛でなければ、6両分2,000円+税はたいへんお買い得と言わざるを得ません。TOMIXの純正室内灯、ここまできれいに光りませんもの
車体をかぶせるとこんな感じです。いいですねえいいですねえ
個人的にはハンダづけが死ぬほど面倒ですが、流れ作業で「俺はマシーンだ。はんだ付けマシーンだ」と自己暗示をかけたら6両分のハンダづけはおおむね20分で終了しました。あとは流れ作業でポンスカポンスカ組み込んでいったら、おおむね6両1時間程度で作業が終わりました
ん? 6両?
〈ハローキティ新幹線〉は8両つなぎだよ! 何で6両分しか買ってねえんだこのポン助が!
とりあえず521形にはTOMIXの純正室内灯を入れてあるのでいいとして、522形はどうしましょう…
それはそれとして、俺個人としてははんだづけの手間は大したことありませんし、何と言っても光量がたいへんバランスよいので2,000円+税は「たいへん安い」と結論付けたいと思います。TOMIX製品の室内灯は今後、グランライトを標準としても差し支えない。そう結論付けたいと思います
とりあえず集電板が標準装備されている700系E編成とN700系8000番台、そしてハローキティのあまり2両の合わせて18両は、グランライトをとっとと入れてしまおうと考えております
だって18両分で6,000円+税よ? やっすいと思いません?