川口ポポンでエンドウの21形と22形を手に入れてからというもの、にやけっぱなしです
ほんとこれ、愛すべきモデルですよ
たしかにリアルかといわれりゃあ光前灯がぼわっと点くのを見てわかるようにリアルでも何でもありませんし、ディテールも床下なんかバッサリ表現をあきらめてます
でも、そんなモデルなのにいいんですよねこれ
特にこの、上から見たアングルがお気に入りです。プレスでシュっと絞った流線型が実にかっこいい。正面窓のサッシが銀色じゃないとかガラスが入ってないとか割とどーでもよくなります。エッチングで抜けたルーバーもいい感じです
画像は21形ですが、ほんのり盛り上がったLCXアンテナも控えめでたいへんよろしい
9mmゲージ詰鉄道模型は上から見る機会が多いわけですが、上から見る分には本当にかっこいいモデルです
一方、横から見るとやっぱり窓周りのすっきりした印象がたまりません。これを見ると真鍮製モデルのいいところがうまい具合に決まってるなって思いますよ
1000番台の象徴である小窓と非常口が、控えめにさらっと表現させているあたりは本当に品がいいな。確かにIS台車の表現がないのは気になりますが、車輪のブレーキディスクが強調されていると考えれば悪くないです
とにかく開口部が薄いってのがここまで上品になるとは!
プラのモールドによるディテール表現ももちろん好きですが、こと新幹線電車においては真鍮ボディによる薄板表現いいじゃないのこれ! って思わせるだけのものがあります。今の技術でE7系新幹線とか造ったらかっこいいものができると思いますよ。見てみたいなあ
KATOが『かっこいい』ならエンドウは『美しい』。同じ0系新幹線でもこうやって並べて楽しむのもまた、乙なものなのです
とはいえ走りは「美しい」というよりは「ドスの効いた走り」になるのですが