鉄道模型

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本川越で大人げない運転会

　高架線を新幹線が占拠し、地上線は在来線通勤型が雁行するという、輸送力こそ正義みたいな運転会を行いました
　ホームには危険な撮り鉄も用意

　
　東西の新幹線が並ぶ姿は実に壮観です。新幹線に華やかさは正直あまりないと思いますが、高速通勤電車としての迫力はやはり素晴らしいものがありますね

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400円から始まるスイス

　浅草のポポンデッタでこんなの見つけてきました。税込400円

　どうやらレール運搬車のようです。メーカーはわかりませんがきっと組み立て品でしょうか？　まあそんなことはどうでもいい。浅草ポポでこれを見つけたとき思いついたのはこれです

　そうだ。〈アレグラ〉につなげよう！
　スイス・れーティッシュ鉄道で活躍する〈アレグラ〉は3両つなぎの電車ではありますが、電気機関車代わりに客車や貨車をけん引することもあります。しかしカトーはRhBの貨車など用意していません
　ならば自分で何とかするしかない
　別に俺はスイスに出かけたことはありませんので、それっぽければ十分自分をだませます。で、浅草ポポで車高の低いこの無蓋車を見つけ「これなら低床のRhBとも何とか釣り合いがとれるかな」と思いました
　実際に並べてみるとまあ悪くないです
　なのでこれに真鍮線でストッパを立てて、丸太輸送車にしてしまおう。そして後ろには貨車をずらずら並べて遊ぼうと思った次第
　問題は、こういう時に限ってストックしておいたショートカプラが見つからないことなんですが…
TOMIXはこれがあるから…

700系7000番台〈ひかりレールスター〉はTOMIXからしか発売していませんが、仮にKATOから発売されていれば迷わずKATO製品を買ったと思います
　べつにKATO信者ではないのですが、TOMIXの製品を避ける最大の理由はこれです

　インレタ貼り
　9㎜ゲージ鉄道模型のインレタってのはもう、1㎜書くとかそんな小さいものを0.1㎜単位の誤差で貼っていくわけで、正直8両つなぎでも心が折れそうでした。ましてや16両つなぎのN700系とかだったら途中で投げ出すと思います

で、神経つかった割にはナンバの位置が1㎜くらい上になってるわけですよ。本来ならJRロゴの下辺にあってなくてはならんのに。号車表示の上の禁煙マークにしても、走ってしまえば見えない代物なのにいちいち貼っていかなくてはいけません。気が狂いそうです

　おいサマンサ、5号車は禁煙車じゃないよ？　（5・6号車は喫煙車）
　…撮影していて貼り間違いに気づきました
　まあそんな感じで苦行のインレタ貼りを終えたわけですが、こんな小さなインレタでも貼ればやっぱり存在感がありますね。ぐっと男前が上がりました
　でも、俺はKATOのレディトゥランがいいなあ…
TOMIX　700系7000番台〈ひかりレールスター〉

　山陽・九州新幹線は首都圏にいるとあまり見る機会がないのですが、魅力的な車両がそろっていて実にそそられます。編成も6～8両と手ごろなのがいいですね

　1か月ほど発売が伸びましたが、本日無事に700系7000番台〈ひかりレールスター〉が届きました。現在は実質〈こだまレールスター〉ですが、接客設備を重視した新幹線電車として当時はたいへん話題になりました
　航空機の尾翼と同じ効果をノーズに持たせた独特の先頭形状は、300系や500系のようなわかりやすさこそありませんが、座席数を損ねることなく整流効果を上げる形状としてたいへん優れたものです。これがさらに遺伝的アルゴリズムによって洗練されてN700系に発展したわけですから、700系とN700系は姉妹車両といえるわけですね。N700系大好きな俺としては1編成持っておきたい車両です

　再販品なのできほんは以前の製品を踏襲しています。残念ながら前回ロットのネガティブな面であったノーズ付近のパーティングラインは相変わらず目立っています
　とはいえノーズの形状は実にセクシーです。やっぱかっこいいわ700系

　最後尾になったとき、「Raikstar」のロトのあたりから後方に空気を吸い上げ、ノーズ表面の気圧を下げて積極的に空気を吸いだすロジックがこの角度からだとよくわかります。空気の離れをよくするように徹底的になだらかにするのは当時のトレンド。現在は整流版を立ててカルマン渦をアレするのがトレンドで、最新のN700Sはそれを意識した溝を立てています。ノーズ形状の歴史はまさに新幹線の歴史なのです

　山陽新幹線の二大看板N700系8000番台と。10年の間にこれだけ空力理論が変わりました

　Bトレインショーティーの〈ひかりレールスター〉と。こうやって見るとBトレの700系はなかなか出来がいいですね
　造型や走行性能には全く不満はありませんし、通電カプラーの連結も慣れでカバーしましょう
　しかし、インレタ貼りがめんどくせえ…
ポのつくお店でアレな買い物

N700系8000番台のフル編成化は急いでいないものの、まあバイナウな案件があればおさえておこうかな、くらいの軽い気持ちで模型店をめぐると実に楽しい気分です。こういうものは「見つけなきゃ！」って血眼になってはいけません。釣り糸を垂らしてのんびり待つ。これが粋な趣味人というものです
　今日は仕事の打ち合わせで外出したので、ついでに秋葉原のポのつくお店へ。相変わらずいろいろ並んでいますがお目当ての製品はありません。まあそんなものでしょう

　代わりにこんなのを見つけました。500円
　新性能1Mの単車というのはかわいいですね。クモハ123はどれもかわいらしいと思います。動力を入れようかなと思ったけどTM-14は相変わらず在庫なし。まあこういうのも焦っちゃだめです。別に今すぐ動力化しなければ死ぬとかそういうわけではないのですから
　で、河岸を変えてぽ（ひらがな）のつくお店に。8両セットはあるのですが増結セットはなし。まあこんなこともありますわね、と撤収

　その後ちょっとゲームなんかをやったりして仕事の打ち合わせに
　仕事が終わったら帰りは新宿を通るので、そういえば新宿にもぽとポのつくお店があったな、と思いながら寄り道。ぽのつくお店にはE3系〈こまち〉の6両ジャンクが値段は覚えていないけどたしか6,000円台でありました。一瞬手が伸びますが残念ながらTOMIX製。KATO製ならE2系1000番台のお供にほしかった。残念
　そして疲れたからもう帰ろうかな、と思ったけどまあ一応念のため、と見に行った京王百貨店内のポのつくお店

　あったよ増結セット！　この値段ならバイナウでしょ！
　増結セットだからライト付き車両もモータ車も入ってないので走行テストなんてする必要もないので、ろくに中身を見ずに購入。もし汚損しててもあきらめがつく値段です
　そして家に帰って開封したところ

　8両入ってるんですけど！？
　タグには間違いなく「増結セット」と書かれている。それなのにああそれなのに
　なお、モータや通電は問題なし。インレタは前のユーザーが貼り付け済みでその他付属品はそろっている。いいのかこれ？　と思ったけど、中古市場ではどうやら「パッケージと中身が異なることがまれにある」らしいのです
　まあ、本来ならラッキーなんでしょうが、余ってしまったN700系、どうしよう…