ほぼジャンク状態で購入したKATOの〈ユーロスター〉
パーツ欠品や台車の不調、連接部の破損は何とかなりましたが、動力車の動きがなんか怪しい。一度動き出せば快調に動くのですが、動かないときはいくらパワーパックを操作しても動かない。これはおかしいと思って分解してみました
どうやら集電板を押さえる基板が軽く反っていて、集電板を押さえ切れていないようです。そのため前方台車の集電板との接触が甘く、集電が実質後方台車の1軸(もう1軸はトラクションタイヤ付き)だけになっていたのです。そら動かんわ
で、ユーロスター、というかKATOのTGVシリーズはフライホイールが強烈に効くので、走行中の集電不良はフライホイール効果で乗り切ってしまうので、動き出せばそこそこ快調、いったん止まると動かないという現象につながったわけです
原因がわかればあとは対応です。要は基板の浮きを押さえればいいのだから、ばねを使って基板を抑え込んでしまおう。名付けて高橋名人方式。いや、昔「高橋名人は指にばねを仕込んで16連射を成立させていた」なんてデマが流れていたんですよ。子供の想像力ってすげぇ! さすがハイパーオリンピックを定規で遊んでいた世代は違うぜ!
閑話休題
ばねといっても金属ばねのようなものでなくても、この場合は紙の反発力でも十分でしょう。厚紙を軽く湾曲させて屋根と基板の間に挟んだだけ。これでバッチリ2軸駆動になりました
これでようやくレンタルレイアウトデビューも果たせそうです