最近自宅で走らせた車輌というと、500系ハローキティ新幹線、700系ひかりレールスター、N700系九州新幹線あたりです。いずれも8両つなぎでTOMIX製品ですね
レンタルレイアウトでは16両とか17両つなぎの新幹線をガンガン走らせられますが、自宅ではスペースもないのでいいとこ8両つなぎでしか走らせられません。
それも理由のひとつですが、もう一つの理由として、「通電カプラに対する苦手意識を克服しよう」というのがあります。特にハローキティ新幹線に使われている「U字通電カプラ」はちょっとでも連結器が傾いているとくにゃっと横にずれてまるでつながらず、怒りんぼう状態になります。優しいキティと一緒でもつられて優しくなれません
冗談抜きでハローキティ新幹線の予約をギリギリまでためらったのはカプラのせいです。ハローキティ新幹線がKATOから出るならそっちを買うつもりでいました
ところがKATOは今回ハローキティ新幹線を出さないようなので、しかたなくTOMIXを選択した次第。まあ、造形自体はホントよくできているので不満はないのですが、このカプラだけがどうしてもね…
ホント、このカプラを考えた人間を縛り首にしたくなる気持ちでいっぱいになってしまうのですが、世の中の多くの人は苦もなくつなげているので、とにかく自分もこれに慣れることだ、と思いました
通電カプラはリレーラでつなげ、というのを以前掲示板で教えてもらったのを思い出し、リレーラ上でつなぐ練習を続けています。最近では大分要領よくつなげるようになってきましたが、それでもこれを16両分やれと言われたらまだちょっとためらいますね
一度つないでしまえば楽しく遊べ…なかったりするのが通電カプラのまた面倒なところで、接続が甘いと台車の首振りを規制して脱線することが結構あるんです。我が家の場合700系ひかりレールスターがよくその症状を起こしています
対策としてはつないだ後にちゃんとフックが下まで下がっているかを確認することなんですが、しっかりしたまで下がっていても脱線するときは脱線する。同じ構造のN700系8000番台はすごく安定しているので車両の個体差なのかもしれませんがなんか割り切れません
そんなこんなで通電カプラーの苦手意識は徐々に克服されつつありますが、つなぐたびにKATOのダイアフラムカプラの優秀さ、アーノルトカプラの優れた合理性に思いを馳せずにはいられません
せめて通電カプラもセンタリングしてくれればなあ…