先日、Youtubeのチャット機能でこんなことを話していたんですがそうしたら今日、ふじみ野のホビーオフで喧嘩を吹っかけられました
エンドウの36形新幹線。箱付きで価格は1,500円+税。見た感じきれいです
パンタグラフもちゃんと形を保っています。これなら36形単体でもバイナウだ! と思ったんですが、ついているタグには『動力不動』とありました。そら安いわけだ
俺にはこの『動力不動』の4文字がホビーオフからの挑発に見えました
店員さんからも「動力不動ですが確認なさいますか?」と言われたので確認。とりあえず外観上部品が全部ついているかどうか。部品がついていればとりあえず復活の可能性は高いじゃないですか
よっしゃ見たとこ部品はついてる。この喧嘩買ったるわ!
こうしてサマンサちゃんは、1,620円で喧嘩を買ったのです。喧嘩にまで税金がかかるとは世知辛い世の中です
底のねじを4本外して姿を見せた文鎮動力。懐かしいですね
小学生のころはこの文鎮動力とよく格闘したものです。ホコリを噛んでは分解の繰り返しでした
久々の対面に目頭が熱くなりますが、心を鬼にしてダイカストに006Pを当ててみますが、うんともすんとも言いません。
ムンカルン、これはモータが死んでるのか? と思わず死の天使を呼んでしまいそうになりますが、とりあえず文鎮の両端をカシメているねじを外してモータとご対面します
右側のスプリングシャフトが曲がっていますが気にしてはいけません。早速端子にケーブルをつないで通電テストをしてみます
ものすごい勢いでモータが暴れます。スプリングシャフトが振動してこうなるのです。何はともあれモータは生きていました。つまり後は接点の問題です。磨いて磨いて磨きまくれば道が開けることが分かったのでもう勝ったも同然。死の天使を呼ぶ必要もありません
それにしてもこの絶縁紙。「火」って書いてあるんですが、コピー用紙かなんかのリサイクルなのかな? 絶縁紙自体は破けていないのでそのまま使います
組み立てなおして試運転。吊りかけ駆動のようなうなりを立てて重々しく動きました。やったね! う~ん、やっぱり文鎮動力はこうでないと!
さて、のんびりとのこりの21形、22形、25形を探しましょう。エンドウのブラスモデルはコンディションがすげー不安定なので、模型店でも安易に手を出すのはリスクが高いです
2019年の楽しみがひとつ増えました
しかしそれにしても、よりによってなんで36形が動力車なんでしょうね。36形ってMG持ってないので27形としかユニットを組めないんですよ。つまり、36形を動力にするということは、21+22+27+36+15+22が最短編成になっちゃうんです
しかもエンドウは相棒の27形を発売していない! なぜだ!
…そういう時代だったんだよサマンサ
当時俺の友達の栗原君は、21形+キハ20という編成を組んでいたじゃないか!